美人研鑽

書きたいことを書く。

髪を切るか切らざるべきか

髪を切るか伸ばすか迷っている。

 

ここ数年ずっとショートボブにしていたが、

着物を着るときにアップにしてみたいなと思って伸ばし始めた。

でも、あまりに伸びるのが遅いので飽きてきてしまった。

 

この髪型がしたい!というものがあれば我慢のし甲斐もあるのだが

それはなく、ただ、ピシッとしたまとめ髪をしたら

素敵かなと思って伸ばし始めた。

 

でもあまりにも伸びなさすぎる・・。

 

そもそもしたい髪型があるわけじゃないんだし、

それどころか、いいなと思う髪型はボブだったりするわけだから

切ってしまえばいい、とも思える。

 

でも、もしやってみたい髪型がみつかったら?

 

その時また一から伸ばすのかと思うと気が遠くなる。

 

んー。

もう少しだけがんばってみるか。

 

一度伸ばしてみて、いろいろな髪型を試してみたら

どっちがいいか決められるかも。

 

うん、そうしよう。

 

結局ボブになりそうな気もするけど。

 

 

 

 

 

 

ブログを書くのを忘れた

毎週水曜日にブログを書くぞ、と今年の年始に決意した。

 

なのに、今日すっかり忘れていた。

 

忙しかったわけではないのに。

 

むしろ、ランチの約束がなくなって、時間があったくらいなのに。

 

水曜日だということも、気付いていたのに。

 

全く、一度も、ちょっとも思い出さなかった。

 

1月に決意して、まだ2月。

まだ十回も書いていない。

 

私の決意とはなんと儚いものか。

 

 

このブログのことを指摘してくれたのは夫だったが、

さらに衝撃の事実を知らされた。

 

先週、私は

「今日から毎日パパにお仕事お疲れ様でした、毎日ありがとう、と言おう。」

と、息子に宣告したにもかかわらず、

その日以降一度も言っていないという事実。

 

今日指摘されるまで、全く、一度も、ちょっとも思い出していなかった。

 

 

私の決意は、儚いどころか、これでは無いに等しい。

 

 

これはどうにかしなければ。

とりあえず、手帳に書こう。

 

 

 

 

 

LEAN INを読んで

シェリル・サンドバーグさんの「LEAN IN」をいま読んでいる。

 

 

数年前に購入したのだが、

その頃は「序章」を読んで挫折してしまった。

そもそも専業主婦の私には関係ないか〜と自分を納得させて、

とりあえず本棚の奥にしまい込んだ。

 

その後、本の整理の度に、

どうせ読まないし処分しようかな・・という気持ちがよぎったが、

表紙に写るシェリルさんの美しい笑顔を見ると

手放すのが躊躇われ、すっと本棚に戻してしまう。

 

そんなことを繰り返し、かれこれ数年経ったのだが、

ここ最近私は、

読んでいない本があるのに次々と新しい本を購入するのは

経済的にも収納的にもよろしくない、と積読解消に励んでおり、

いよいよ残り少なくなってきて、ついに件の本にかかることとなったわけだ。

 

 

「序章」は二回目の今回もなかなか眠たかったが、

ぐっとこらえて本編まで入ったところ、驚いた。

面白い。

 

思っていた通り女性の仕事と家庭の両立について書かれた本なのだが、

なんとなく、統計やなにかしらの調査結果を基にした

学術論文のような内容なのだろうなと思っていたところ、

とっても読みやすいエッセイだった。

 

そして、フェイスブックのCEOを務められているなんて

完全無欠のスーパーウーマンだろうと思っていたが、

本書の中のシェリルさんは

もちろん聡明ではあるものの、

なんだかとても一生懸命で可愛らしい方といった印象。

自信が持てなかったり、変な遠慮をしてしまったり、

失敗に打ちのめされたりする様子はとても親近感がわき

読んでいるとまるで友人としゃべっているかのような気分になる。

 

 

読み進めて意外だったのは、それだけではない。

 

アメリカでも日本と状況が同じだったこと。

 

女性がビジネスにおいて男性と対等でないこと。

多くの女性が仕事をしていても多くの家事を負担していること。

そして、仕事と家庭の両立に悩んでいること。

 

男女平等が叫ばれてもう何十年と経つのに未だに男尊女卑的な発想が強いのは

日本くらいか(少なくとも先進国では)と思ったら

まさかアメリカでも同じ状況とは。

権利意識も高く、主張力も強そうなアメリカ女性なら

ビジネスにおいてもプライベートにおいても

対等に渡り歩いているかと思っていたが、

そうではないらしい。

 

そして、そんな中でシェリルさんは、

そのような状況を克服すべく試行錯誤したご自身と周りの方々の経験を、

ジョークや失敗談を交えて、本当に楽しく語ってくれている。

 

 

彼女の話は仕事をする女性だけでなく、

すべての女性の役に立つものだと思う。

 

女性だから、と遠慮したり、我慢したり、

諦めたりする必要はない。

やりたいことはやっていい。

前へ進んで良いのだ。

 

 

メンターが必要という話が本書の中で出てくるが、

この本を通して、シェリルさんは世界中の多くの女性のメンターとなったに違いない。

読み返すたびに有益なアドバイスを与えてくれる。

私にとっても、もちろん。

 

 

 

 

 

 

 

写真写り

写真写りが悪い。

 

いや。もしかしたら写真通りの見た目なのかもしれない。

なにせ、自分を実際に見たことがないのだから。

 

いずれにせよ、自分の認識と写真に写る自分の姿との違いにはいつもギョッとする。

あるいはがっかりする。

これが私?ひどい顔!すごく太っている!変な表情・・・。

 

そうであるので、写真にうつるのは嫌なのだが、

それでも止むを得ず写真にうつることになった時は、

いやだな〜と思いながらうつるのでますます感じ悪くうつり、

そして、それを見てますます嫌になるという悪循環に陥る。

 

 

いつも完璧な表情とポーズで写真にうつる人がいる。

モデルさんや芸能人でもないのに、写真とるよーとなると

絶妙な表情と角度でぱっとポーズを決め、それはそれは綺麗に写っている。

写真にうつるその人は実物としてのベストかそれ以上の出来で写真に収まっている。

 

どうやったらあれができるのだろう。

慣れか?

それともなにか知られざる技があるのだろうか?

 

 

 

写真に幸せそうな姿で映れない人は幸せになれないという話を聞いたことがある。

表面的にですら幸せそうに出来ない人には

実質的な幸せも感じられない(=幸せではない)。

そんなような理屈だったと思う。

 

その通りとは思わないまでも、当たらずとも遠からずな気もする。

幸せであれば幸せな表情になるだろうが、

幸せそうな表情をしているから幸せになるということもありそうだ。

笑う門には福来る、と言うし。

 

美人だから美人に写るのではなく(もちろんそれは当然あるのだけれど)

美人そうに写ることで美人になることもあるかもしれない。

 

じゃあ「美人そうに」とは何かということになるのだが・・。

それではなんだか勘違い感が出てしまいそうな気もする。

 

「楽しそうに」はどうだろうか。

形の美醜は別として、楽しそうな人というのは美しく感じる。

楽しそうにならできるかもしれない。

容姿はすぐには変えられないが、気持ちはすぐにでも変えられる。

 

 

楽しそうに写るうちに楽しくなってくるかもしれない。

楽しくなってきたら表情や顔立ち自体もおのずと良くなるかもしれない。

表情や顔立ちが良くなれば写真にうつるのも楽しくなるかもしれない。

好循環だ。

 

よし!

まずは、楽しんで写ることから始めてみよう。

 

 

 

 

 

 

 

親の欲目〜幸せ

「こんな可愛い子見たことない」

 

そう言って母は私を育ててくれた。

 

本当はそうではないということに気がついたのは中学生の頃だったので、約12年間、私は自分は世界一可愛いと思って生きてしまった。

今でもうっかりすると自意識過剰になってしまい、謙虚に生きるのが本当に難しい。

 

でも、他方で、そんな風に育ててくれた母に感謝もしている。

 

おかげで必要以上に自分を卑下することなく生きてこられた。

 

 

学生時代の友人に、母親から「親の欲目で見てもあなたは中の下だ」と言われて育ってきたという子がいた。

その子は謙虚を通り越してネガティブだった。

 

 

自分に子供が生まれたときは、

世界中が可愛くないと言っても私だけは「世界一可愛い」と言い続けると決めた。

きっとそれだけでも生きていくのがずっと楽しくなるはずだ。

 

 

ちなみに母はいまだに私のことを美人だと言ってくれる。

たぶん本心からそう思っている。

そんな母もきっと幸せだと思う。

 

 

 

 

 

米粉を使ってスコーンを作る

スコーンが好きであちこちで食べてきたが、

わたしにとっての理想のスコーンてどんなだろう?

と思って手作りしてみることにした。

自分で美味しいスコーンが作れたら素敵。

 

 

まずは本に載っていたレシピに忠実に。

このレシピの材料は、小麦粉、砂糖、バター、塩、ベーキングパウダーにミルク。

 

卵が入らないので、後味が軽い。

外はサクっとして、中はほどよくしっとり。

甘さも控えめ。

バターも多くないので、しつこくない。

これこれ、こんな感じ。

 

味も食感も好みのスコーンが一回目でできてしまった。

 

これを作り続けてもいいけど、せっかくなので何か工夫したい。

ヘルシーに作れたらもっと素敵。

 

 

スコーンを食べる時に気になる小麦粉=グルテン

というわけで小麦粉の約半量を米粉にしてみた。

 

*材料*

小麦粉 125g

米粉  100g

バター 40g

牛乳  150cc

砂糖  大3

BP    小3

塩          小1/8

 

 

米粉を使うと膨らみが悪いと聞いていたが、たしかに膨らみにくい。

全小麦粉に比べると、高さが2/3〜半分くらい。

全部小麦粉にしたら全然膨らまないかも。

 

色は白め。

小麦粉に比べるとあっさり、優しい味。

中はしっとり感が強くなり、

外のサク感は儚さを増してサクホロという感じ。

これはこれでよし。

 

うん。小麦粉よりいいかも。

 

 

これでもう少し膨らんでくれると理想的。

膨らむのを助けるようなものを加えてみようか。

 

次回は牛乳を甘酒かヨーグルトに置き換えてみよう。

 

 

 

こはぜのかけ方

こはぜをかける二本の紐は二つともに入れなくても良いらしい。

 

これは最近知って嬉しかったこと。

 

と言うのも、こはぜがきちんとかからない足袋があるのだ。

先出の冬の足袋である。

長いほうが暖かいだろうと4枚こはぜのものを買ったところ、

一番上のこはぜがかからない。どうしてもかからない。

ひっぱってもひっぱってもかからない。

 

これはどうしたものか。

サイズは合っているし、

履いてしまった以上返品は出来ないし。

使わないのは勿体無い。

うーん。

 

下の三つのこはぜはかかっているのだし、

もうここだけ外したままで履いたらどうかしら。

一番上だし、着物の裾に隠れて見えないかもしれない。

 

いやいや、しかし。

ちらりとでも見えようものなら、親切なおばさまが飛んできて言ってくれるだろう。

「こはぜがはずれていますよ。」

そうなったら、公衆の面前でこはぜをかける羽目になってしまう。

着付けの本にも書いてあるように、足袋は着物を着る前に履くもの。

着物を着てからだと体勢的に履くのが大変だからだ。

そもそもかからないこはぜを着物を着た状態で、しかも人前でかけるなんて、

想像しただけで醜態である。

それは困る。

 

どうしたものか、と足袋を見つめていると、

こはぜをかける紐が二本になっていることに気づいた。

いままでなんとなくかけていて気づかなかったが二本ある。

近いほうだけならなんとかかかるかも・・。

もう一度こはぜをぐぐっとひっぱる。

かかった!!

 

よかったよかった。履けた履けた。

これで出かけられる。

 

それ以来、この足袋の一番上のこはぜは紐一本にだけかけて履いていたのだが

二本あるのに一本だけしかかけられないというのは

なんとなく不安でなんとなく後ろめたい。

歩いているうちに外れやしないかなぁ。

私の脚ってやっぱり太いのね。

 

それでもかからないのだから仕方がない、と数年過ごしていたが、

なんと、かける紐は一本でも良いそうなのである。

この紐はサイズ調節のためにあるのだそうだ。

 

なーんだ!

 

たったそれだけのことだけれど私の気持ちは晴れ晴れとした。

だって紐一本でも大丈夫、私の脚もサイズ内とお墨付きがついたのだから。